こんにちは。黒田です。
ミラクルは意思なくしてならず。
さて本日は、
このところ、ふと気がついた、
ペコラ銀座の些細な「そういえば」
参りましょう〜♪
こちら。
昨年の夏前でしょうか。
山盛りの生地を抱えております、
ペコラ銀座店主、佐藤英明。
ここでご注目いただきたいのは、背後の生地棚。
・・・
代々続く仕立屋さん3代目、佐藤英明。
無類の生地好きだった父親のもと、
幼い頃から、ありとあらゆる生地に触れてきた。
アトリエに顔を出せば、
「英明、これをしまっておいてくれ」と、
父親や職人に頼まれ、
せっせと生地をくるんでしまっていた幼少期。
そんなテーラー佐藤英明は、
言わずと知れた、生地マニア。
その生地愛といったら尋常じゃない。
そして生地の目利きにおいては類を見ない。
・・・
ペコラ銀座の生地。
本当に良いもの、
価値あるもの、
最高級の生地を、
タイミングを逃さず、
店主が自ら厳選し、仕入れております。
それゆえの、
生地「現物」セレクションの豊富さたるや。
・・・
このところ気がついた、
ペコラ銀の些細な「そういえば」とは、
生地「現物」がある
その貴重さ。
昨今の混乱により、
イギリスやイタリアなどの服地工場は、
生産が止まった状態になっており、
バンチ見本から選んで、
取り寄せる事の出来た生地も、
今の状態では難しい。
そんな中、
ペコラ銀座には、
バンチの見本もあるけれど、
豊富な生地「現物」があるのです。
今日いきなり来店しても、礼服だって出来てしまう。
そんな、
ペコラ銀座としてごく当たり前な事に、
こんなご時世に気付かされたのです。
「生地はやっぱり肩からかけて選ぶのが良いよね。」
By Hideaki Sato