こんにちは。黒田です。
混乱の渦中も、
ペコラ銀座に変わらず流れております
「良い物作りを大切にする時間」
さて。
あたたかさ感じる本日は、
お引越し作業でございます。
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旧ブログに詰まったペコラ銀座の歴史と想い出を、少しずつこちらの新しいブログに運んでおります、「旧ブログのお引越し」。「あんなこともあったな〜」「こんな服も仕立てたな〜」と、思い出す店主、佐藤英明の「ひとこと」とともに、ペコラ銀座のこれまでの歩みを振り返って参ります。
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本日は4件。
ペコラ銀座の美しい物作りを辿りたいと思います。
では、参りましょう♪
◇1件目は13年前◇
2007年3月21日のBlog記事
ギャバジンスーツのご紹介記事です。
「ギャバジンのスーツはヨーロッパの夏の究極のスーツですね、当時のユーロテックスの生地は良かったな〜。そう言えば、先週整理していたら、当時のユーロテックスのものでネイビーのギャバの生地見つけました。興味のある方、是非見に来てくださいね。」
By Hideaki Sato
◇2件目は8年前◇
2012年3月5日のBlog記事
トレンチコートとダブルチェスターコートのご紹介記事です。
「あぁ〜、あの超大変だったオイルドコットンのトレンチコート。手がベトベト、机ベトベト、難しかった思い出が。あれ以来、注文とってないですね。また、頑張ってみよう!」
By Hideaki Sato
◇3件目は、6年前◇
2014年3月10日のBlog記事
ツイードスーツのご紹介記事です。
「美しい多種類の、細かいネップが、まさにドニゴールツイードって感じで、厚くないのに、織りがしっかりしていて良い風合いの生地でした。コートも時々見せていただきますが、いい感じに馴染んできてました。」
By Hideaki Sato
◇4件目は、昨年です◇
2019年10月9日のBlog記事
『フルハンドメイド』誕生秘話の記事です。
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本日のお引越しはここまでです。
手洗い、うがい。
免疫と気持ちは上向きに。
今後も引き続き、お引越しして参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。黒田です。
小寒に小雨です。
そんな本日は、アレッサンドラ。
今年で20周年を迎えるペコラ銀座が、
開店当初より共に歩んでいる、
ミラノのシャツ職人、アレッサンドラ。
ペコラ銀座店主の佐藤英明が、
マリオペコラ氏のもとで修行をしていた頃に
シャツを担当していたのが、アレッサンドラ。
当時のペコラ氏のお客様の、
「洋服屋泣かせ」で有名なミラノ紳士も、
シャツだけは「アレッサンドラのを」と、
彼女のシャツをすごく気に入っていた。
腕の良い職人、アレッサンドラ。
彼女とペコラ銀座の御付き合いは、
テーラー佐藤英明が日本に帰国し、
ペコラ銀座をオープンしてから、
かれこれ20年。
20年前はまだ少し若手な印象だった彼女も、
今ではすっかりベテランの、
ミラノで一流のシャツ職人。
襟の感じ、
袖の付き方、
ミラノのクラシックな雰囲気が
色濃く上品に漂う、
アレッサンドラのシャツ。
そんなアレッサンドラのシャツを、
ペコラ銀座ではなんと、
「1枚から」
オーダーが出来るのです。
これが、なんとも、
貴重で価値があるのです。
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ペコラ銀座店主、佐藤英明が採寸をし、
アレッサンドラが取扱う
世界最高級のシャツ生地メーカー7社より
お客様がお好みのシャツ生地を選び、
世界の中でも超一流と呼べる
ミラノのシャツ職人、
アレッサンドラに仕立ててもらうシャツ
これが、
「1枚から」
オーダー出来るのです。
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この様なオーダーを実現させるのは、
ペコラ銀座とアレッサンドラ20年来の信頼関係であります。
仕事には非常に真面目なアレッサンドラ。
彼女は裁断から縫製まで、ほとんどの工程を、
自分一人で、行っております。
ボタン付け、
ボタンホール、
イニシャル、
細かいところまで手仕事を大切に、
丁寧に綺麗に、
一枚一枚シャツを仕立てております。
それは20年間、変わらぬ彼女のスタイルです。
そんなアレッサンドラに、
シャツのオーダーをする際には、
必ずテーラー佐藤英明が、
自ら直接アレッサンドラに電話し、
シャツをご注文のお客様の、
体型、
特徴、
好み、
それらを細かく説明し、指示をします。
佐藤英明とアレッサンドラの双方が
惜しみない手間をかけて出来上がるのが
ペコラ銀座でオーダーする、
アレッサンドラのシャツ。
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消耗品の様にも思える、シャツ。
それでも、
世界で超一流の、
本当に良いものを、
数枚でも良いから、
体感してみること。
それは、
素敵なお洋服を嗜む上での
最高の贅沢。
そんな至福を
「1枚より」
ペコラ銀座では、承っております♪
「探しても中々いないんだよね、アレッサンドラみたいな職人は」
By Hideaki Sato