こんにちは。黒田です。
寒さが増すにつれ活気付く
ペコラ銀座でございます。
本日は。
鈴木陸士先生。
参りましょ〜♪
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さてみなさま。
鈴木陸士先生をご存知でしょうか?
鈴木陸士先生。
すずきりくと先生。
スズキリクト先生。
鈴木陸士先生。
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すずきりくと、、
せんせい、、
唱えているうちに
ピンと来た方もいらっしゃるかもしれません。
鈴木陸士先生
?
と
ついさっき
検索かけた方もいらっしゃるかもしれません。
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では
みなさんご一緒に
グーグルさんに
「鈴木陸士」
と問いかけて見ましょう。
すると
トップに出てくるものはと言うと・・・
!!!
なんと!
昨年12月期のJUMP新世界漫画賞で佳作を受賞した
あの
鈴木陸士先生!
でございます!
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では
どうしてペコラ銀座で鈴木陸士先生を取り上げるのか?
それは、
ペコラ銀座と鈴木陸士先生との
知られざる関係
があるからです。
その関係とは
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そう。
いま大注目の若手漫画家
鈴木陸士先生とは
ペコラ銀座店主、佐藤英明の
なんと
甥っ子なのです♪
・・・
そんな鈴木陸士先生が
実は特別にペコラ銀座のために
描き下ろしてくださった作品をご紹介します。
この作品は、
ペコラ銀座のTriple upの趣旨や想いをもとに、
鈴木陸士先生の感性で構想され、
世界観溢れる台詞のないストーリーです。
それでは、お楽しみください。
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もっと自由に。
貴方らしく。
Triple upで愉しむ、貴方らしい素敵な装いを。
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今後ともペコラ銀座のTriple up、
そして鈴木陸士先生のご活躍を、
どうぞ楽しみにしていて下さい♪
それではまた♪
こんにちは。黒田です。
秋晴れなのか。
夏のぶり返しか。
大きな雲は、鮭の切り身のよう。
今日は太陽が眩しい金曜日。
本日は。
仕立屋のTriple up宣言。
参りましょ〜。
・・・
Triple up。
トリプルアップ。
装いの力を3倍に。
3代続く仕立屋が、
トリプルアップとか言い始めた。
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初めは「3密」に対抗したい気持ちで、
そちらがそう来るならば、
こちらは力を3倍にしてやろうじゃないかと、
反骨が芽生えて、
そこから「3つのアップ」と繋がるね
って、ことになって
Dress up : ドレスアップ
Cheer up:勇気づけ、元気づけ
Brighten up:明るくする
自分自身がDress upすることよって元気になって、
そんな自分は周りの人をもCheer upして、
素敵に装う人がたくさん集まると、社会がBrighten upする
なんだか素敵な循環
仕立屋がこういう循環を創れたら
すっごく素敵だね
と言う風に、
3と言う数字や
upっていう英語や
仕立屋の願いが
なんだか入り組んでいるのだけれど
どうしてわざわざ、
今このタイミングで、
わっざわざトリプルアップとか
言い始めたかというところは
先日のブログでも書いたように
やっぱり「今」を生き残らなければならないと
3代続く宝物を途絶えさせてはいけないと
その一心しかなくて、
ペコラ銀座のTriple upとは、
「私たちは今の時代と共に、諦める事なく力強く歩み続けます」
という、
仕立屋の宣言のようなもの。
ペコラ銀座は
「Triple up!!!」
と、宣言することで
これまでご愛顧くださってきた皆様にも
これからペコラ銀座で洋服を仕立てようと思って下さる方にも
「美しい洋服が手に入る仕立屋」
がこれからも存在し続けることに安心して頂きたいし
「仕立屋はやっぱりおもしろい場所だ」
と、
どんな時代であったとしても、
皆様にペコラ銀座の洋服づくりを楽しみにして頂きたい。
ペコラ銀座はこんな時代でも
新たな挑戦をし続けるし、
この新しい挑戦は、
これまでの長い歴史の中で培われてきた
伝統と技術そして想いを守り続けるための
挑戦でもあります。
先日のブログでも書いたように、
ペコラ銀座の宝物である職人たちの手には
人の手にしか宿すことのできない
伝統の技術が宿っているのです。
人から人へと伝えられてきた
その伝統の技術は
数百年を超えて現代まで培われてきたもので
そんな数世紀にもわたり育まれてきた技術をもって、
ペコラ銀座は「今現代」の洋服づくりをしているのです。
そう。
仕立屋が仕立てるのは
「今現代のための洋服」
なのです。
ここも、
Triple up宣言をするに至るまでの間、
かなり深く考えた部分でもあるのですが、
仕立屋は
100年前、200年前の技術を使って、
数世紀前の人々のために服づくりをしているのでは無くて、
仕立屋は、
100年、200年、それ以上の歴史ある技術を使って、
「今現代」の人々のために服を仕立てているのです。
そう思うと
仕立屋って
「とてつもなく渾身の」
洋服づくりをする場所であり
同時に
やっぱり常に「今」をしっかり捉えて
挑戦をし続けないといけない
そんな場所が仕立屋である
そして、
この時代ごとの「今」をしっかり受け止めて
洋服づくりを諦めずに歩み続けた
その積み重ねてきたものこそが
仕立屋の文化であり
仕立屋の文化は
皆様のおかげで成り立つことに感謝を忘れずに、
私たち仕立屋が責任を持って守っていかなければならない。
だから
ペコラ銀座のTriple upは
「私たち仕立屋は今この時代を諦めずに歩み続けます」
という宣言をすることで
皆様に
安心してもらったり
楽しみにしてもらったり
しながら
同時に
世界中、日本中の仕立屋への
エールと願いを込めております。
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長くなってきたので、
続きは繰越し。
次回はダッシングツイードとのコラボレーションの話を少し。
余談だけど、
仕立屋文化を取り巻く生地屋、
生地屋こそ、まさに!
「その時代ごとに挑戦し続ける」
歴史的に挑戦し続ける様が超絶に格好いい集団だなと、
すごく思いました。
だからこそ、
仕立屋も挑戦し続けなくちゃと
勇気と刺激を受けますね。
新しい挑戦を、
積み重ねられた歴史と伝統を
蔑ろに置き去りにするものではなく、
歴史と伝統を守り続けるものとして、
ペコラ銀座のTriple upを育んでいければと思っております。
・・・
ペコラ銀座のTriple up第一弾
英国DASHING TWEEDS社とのコラボレーションについて
特設ページをぜひご覧ください。
Triple upページ
また
今後の挑戦としての
コラボレーションやアイディアなども
ゆったり気長に募集しております。
・・・
それではまた♪
こんにちは。黒田です。
秋がはじまる香りがする。
待ちに待った。
よくきてくれたと、
ホッとする感じと。
ちょっと待って夏の中に忘れものをした。
ちょっと寂しい、
ポッカリした感じと。
秋がはじまる香りには、
安堵と切なさが入り交じる。
そんな本日は。
「なんのこと。Triple up。」
参りましょ〜。
・・・
先日公開いたしました
Triple up
ペコラ銀座の新しいプロジェクトとして
今年に入ってから準備をして参りました。
この
ペコラ銀座のTriple up。
Triple up特設ページ、
Youtube、
Instagram、
などを使って、
意図や想いを伝えておりますが
このブログにも
Triple upコーナーを設けてみました♪
Triple upはこの度
ペコラ銀座の新しい試みとして
はじめましたので、
まだまだ
うまくお伝え出来ていないことも
あるかもしれないし
今後出てくるかもしれないし
このTriple upブログでは、
いつも発信している情報の補足や
いつも発信している情報の面白みを増すような
そんなことを色々、
綴って参りたいと思います。
Triple up。
今年に入ってからの準備が、
割と長く、
所々で険しく、
キラキラもありながら、
ぐずぐずもあって、
新しい挑戦をするって、
「山あり谷ありであること」
そのこと自体がクリエイティヴで素敵で、
それゆえ、
書きたいエピソードと想いは、
もうすでにたっぷり。
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・
ここから
それらを
どこまで
言葉にして綴っていけるのか。
。。。
がんばりたいと思います。
。。。
がんばりたいと言えば、
お引っ越しブログ。
しばらくの間おやすみしておりましたが、
これからまた
ゆったりと再開いたしますので、
そちらもお楽しみに♪
・・・
では。
前置きが長くなってしまいましたが本題に。
なんのこと。Triple up。
今日は、
ペコラ銀座とTriple upの馴れ初めについて。
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・
それは、
2年ほど前の頃。
世界に、社会に、
ざわざわっと、
未知なる変化の波が押し寄せてきた。
「3密」
と言う言葉が現れ
「人と人との間に距離をとること」
が推奨されはじめ
「働き方や日々の行動の変化」
を急激に求められ
色んなことが急だったから
正解と不正解の対立が生まれたり
困惑と混乱と困難が沢山あったり
各々の感情と状況が芽生える中で、
ペコラ銀座は仕立屋の立場から、
この状況を体感しておりました。
仕立屋で働く日々の中で
聞こえてきたのは
装いを諦める、かのような言葉の数々。
「スーツを着る場所がなくてね」
「お洒落する場所がないからね」
「しょうがないよ、この状況なら」
「このままスーツも無くなっちゃうのかな」
業界内外に漂い重く漂う、
なんとまあ、
仕立屋としては心へし折れる空気感。
そんな時
時代の風にふわりと明るく乗って
やってきた発想が
Triple up。
始まりは「3」と言う数字がキーになって
3密回避と来るならば、
こちらは力を3倍にしていこうではないか。
なんて反骨精神が湧いてきて。
そこから
今の時代に合った装いって何だろう?
と、
現代の装いについて深く考えてみたりして。
それから
やっぱり何が何でも「今」を生き残らないと行けない
仕立屋の使命感が
強く心の奥底で佇んでいることを確認した。
どうして「今」を生き残らないといけないか?
と言うところ。
それは、
やっぱり、
3代続いた仕立て屋に生きる
「仕立屋の文化」
これを途絶えさせてしまうことは
何に変えても阻止しなければならないと感じたこと。
諦めてはいけない。
世の全体が諦めかかったとしても、
「当人である私たち」
だけは
決して諦めてはいけない。
・
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・
仕立屋が3代続いてきたこと。
3代続いた仕立屋が「今」も生きた仕事をしていること。
私たち仕立屋が「今」を生き、
日々洋服づくりが出来ることが、
「仕立屋の文化」
が生き続けることであり、
「生きる仕立て文化」
の中には沢山たくさん、
本当に沢山の宝物が
生き生きと存在しているのです。
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・
宝物って何のこと?
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・
仕立屋の3代目である
テーラー佐藤英明が店主であるペコラ銀座には
まず第一に
ペコラ銀座の洋服づくりを担う
「職人たち」
と言う宝物がおります。
初代である祖父の時代から
仕立てを担っている職人が
今もなお現役で素晴らしい技術を持って
真摯に日々仕立て仕事をしており
2代目である父親の時代をずっと
その腕で支え、
その手に匠技を宿してきた職人たちが
今のペコラ銀座の洋服づくりを支える
まさに縁の下の力持ちとして
日々、
現役で最高の手仕事を実現し
活躍しております。
そして
3代目である佐藤英明は
祖父の代、父の代の職人たちとともに、
自らが学びとってきた
「本場の洋服づくり」
を
これからの時代を担う
「本当に良い洋服づくりがしたい」
という信念を持った
素晴らしい若手職人とともに実現し
日々その技術を継承しております。
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・
そんな職人たちの手に宿るのは
「伝統の技術」
と言う宝物であります。
この
「伝統の技術」
を何故、
私たち仕立屋が守り抜かなければならないかというと、
それらの技術の多くは、
大量生産を基盤とする既製服などの洋服づくりにおいては
端折られたり、
スピードや効率を重視する工程においては
どうしても実現不可能であったりと、
現存する洋服づくりの中で
「伝統技術が生き続ける場所」
と言うのが、
世界的に、
著しく少なくなっているから
であります。
しかし
この「伝統技術」こそが
人にとって本当に気持ちの良い
それぞれの体型にとって心地の良い
「美しい洋服」
を実現させる技術なのです。
そしてその技術は、
私たち仕立屋の洋服づくりの中では
何世紀にも渡り
生き生きと生き続けているのです。
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この洋服づくりの
伝統技術やその大切さについては
今後ともペコラ銀座のYouTubeチャンネル
「ペコラ銀座チャンネルセブン」
などからも
店主よりお伝えしたいと思いますので
どうぞ引き続き楽しくご覧になられてくださいね。
・・・
少し長くなってきたので、
この続きは
次回のブログへと繰り越したいと思います。
ペコラ銀座のTriple up。
まだまだ始動したばかりでありますが
「美しい洋服づくり」
「装いを愉しむこと」
を軸に据えて、
「装いの力を3倍に」
と言うテーマを掲げて
皆様とともに、
大いに洋服文化を
愉しみ楽しんで参りたいと、
心より願っております。
・・・
それではまた次回に♪