こんにちは、黒田です。
今週はじまりました♪
皆様のご来店を
心よりお待ち申し上げております。
ところで、
「ペコラ銀座のSTANDARD LINE」
実は、
つい2年前、2018年秋から始まった
ペコラ銀座の新しいBespokeラインなのです。
では、
それまでは何を仕立てていたか?
ご存知のとおり
「ペコラ銀座のフルハンドメイド」
言わずと知れた、
極上のBespokeでございます。
さて本日は、
この2つのBespokeラインについて。
ペコラ銀座が2つのBespokeラインを仕立てる訳。
STANDARD LINEがどのようにして誕生したか。
中々お伝えする機会が少なかった事を、
今日は少しばかり、
書いて参りたいと思います。
それでは、参りましょ〜♪
・・・
ペコラ銀座店主、テーラー佐藤英明。
彼は仕立屋の家系、3代目として生まれた。
幼少、青年期は
自転車とサッカーに明け暮れた以外、
彼は人生のほとんどの時間を
「洋服を考える事」
に費やしてきた。
その想いは決して、
無理強いされたものでもなく、
背負わされたものでもなく、
彼自身から湧き起こる心の情熱であり、
仕立屋三代目として抱く彼の誇りが故である。
そんな、
「洋服を考え続ける」
ペコラ銀座店主、佐藤英明は
「僕が受け継いだこの仕立て文化を繁栄させたい」
と願う
そして
その願いの表現こそが
ペコラ銀座の仕立てる2つのBespokeライン
なのであります。
・・・
今から30年前、
ミラノでの修行を終え帰国した佐藤英明は
テーラーとして独立した。
自分の信じる洋服づくりを、
仕立てに込めて表現し、
彼の洋服づくりは
「フルハンドメイド」
と呼ばれ、
「ペコラ銀座のフルハンドメイド」
は、
至福の着心地をもたらす、
極上の洋服として
愛されるようになった。
・・
美しく、仕立てが良い。
究極の着心地を持つ、
ペコラ銀座のフルハンドメイド。
その仕立てに日々励む中でも、
テーラー佐藤英明は、ずっと考えていた。
「Bepokeの本当の良さは体感してこそ分かるもの。」
「もっと多くの人に本物のBespokeを体感してほしい。」
・・
ペコラ銀座のフルハンドメイドは、
そのほとんどの工程を手作業で行うため、
ご注文を頂いてからは3〜4ヶ月ほどお時間を頂き、
その価格もお手頃と言えるものではありません。
そのため、
Bespokeの仕立てを体感したくても
中々手の届きにくいものではありました。
そこで、
佐藤英明が長年考え続け、
思考錯誤と模索を重ねた結果、
2年前にようやく始めたのが、
ペコラ銀座のSTANDARD LINEです。
・・
「フルハンドメイド」
「STANDARD LINE」
2つの違いは、縫製工程にあります。
フルハンドメイドに比べ、ミシン工程を多めに採用することによって
STANDARD LINEの価格を実現し、
納期短縮でお届けできるようになりました。
縫製工程の違いで風合いの違いはありますが、
ボタンホールやハンドステッチはハンドメイドで行い、
ペコラ銀座のBespokeと言えるクオリティーを
保つための手間隙は一切惜しみません。
・・
ペコラ銀座のフルハンドライン
ペコラ銀座のSTANDARD LINE
この2つのラインは、どちらも
ペコラ銀座店主、佐藤英明の考える
「正真正銘のBespoke」
であります。
採寸、型紙作成、裁断、仮縫い、補整、お客様との対話
テーラー佐藤英明の圧倒的な経験値
その所以に成り立つ
ペコラ銀座2つのBespokeラインの実現
なのです。
・・・
洋服を選ぶ上での要素は
人によって異なり
多様なものです。
洋服を着るシーンやシチュエーション。
その時々のご予算や、着用の時期。
人によって実に様々であります。
皆様それぞれの
ライフスタイルとお考えのもと
ペコラ銀座の仕立てる、この2つのBespokeラインを
使い分けて頂けますと本望でございます。
そして、
このように2つのラインでBespokeをご提供する事により
一人でも多くの方に、
Bespokeという洋服の選択を
実際に体感して頂けますように。
「洋服が “本当に自分の身体に合う” って言う体験は、本物のBespokeじゃなきゃ出来ないと思う」
By Hideaki Sato