熟すの。

こんにちは。黒田です。
 
 
 
 
 
今日は
佐藤さんからこぼれた一言
をご紹介します。
 
 
 
 
 
 
「なんか、こう、熟すんだよね。」
 
 
 
 
 
 
???
 
 
 
 
何が熟すの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答えは、
 
スーツの美しさ!
 
 
 
 
 
 
 
!!
 
 
 
熟すのだそうです。
 
 
 
 
 
ペコラ銀座のフルハンド・オーダーはお時間がかかります。
始めてのご来店から納品まで、3〜4ヶ月もかかるのです。
 
 
 
数回にわたってお客様にご試着頂き、
その度にお客様のご希望を聞き取り、
幾重もの工程が熟練の手作業によってなされ、
佐藤英明による調整がほどこされ、
お客様の想いを、美しいお洋服という形にしていきます。
 
 
 
 
 
 
この期間中に
 
「なんか、こう、熟すんだよね」
 
 
 
 
 
 
 
お客様の想い × 佐藤英明 × 熟練の手仕事
 
 
千種万別の組み合わせで生まれる
千差万別の美しさ
 
 
 
ペコラ銀座
ただいまお客様のお洋服の美しさ
熟成中でございます。
 
 
 

お知らせです

皆さま

旧スタッフです。
この度、講談社ウェブマガジンFORZA STYLEにて、当店スタンダードラインのスーツをご紹介頂きました。
干場編集長自らお仕立て頂きました。その様子を記事にまとめて頂いております。
どうぞご覧ください。
ブログをご覧いただいている皆様の周りで、ビスポークにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらフォルツアスタイルをご紹介ください!!
よろしくお願いいたします。

「ほどいた糸」のおはなし。

こんにちは。黒田です。

寒いですね。

雨ですね。

皆さま、滑ったり転んだりすることなく

今朝を無事に過ごされておりますように。

さて。

今日は

佐藤さんに聞いた

「ほどいた糸」のおはなし

お裾分けさせて下さい

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「昔はね、こういう糸を拾って、また使えそうなのをまとめておくのが小学生の見習いの役目だったの」

「そうだったって、教えてもらった」

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アトリエで「ほどいている」とき

何気なくこぼれた、このおはなし。

これには

「仕立て服を嗜む美しさ」

が詰まっていると思うのです。

スーツをほどいて出た糸を、職人はどんどん床に落としていくのです。

落ちた糸を拾って、また使えるものを大切に使い続ける

そんな、昔のイタリアのアトリエ風景を思い描いてみれば

良い服を仕立てて、

ながく愛して、

なおしながら、ながく着る。

どこか、仕立て服を嗜む美しい心持ちが映し出されているような

そんな想いになりました。

素敵ですね。

ペコラ銀座

本日も心を込めて営業しております。