考える。お洋服。

こんにちは。黒田です。

 

 

本日は。

考える。お洋服。

 

このところ、

 

ミラノの紳士がマーチをしたり。

指ぬきサーカスをしたり。

一体、お洋服の話はどこに行ったのだと。

 

・・・

「暇つぶしなんかしてる暇はないんだよ。」

4月初旬のペコラ銀座店主の言葉です。

最近はじまったブログの新しいカテゴリー名をどうするかと、

話し合っていた時に出た言葉。

 

 

「自粛応援」

「おたのしみ」

「出来ることいっぱい」

など、色んな案が出る中で、

どれに対してもさほど反応しなかったペコラ銀座店主。

 

 

ところが、

「暇つぶし」

と言う案が出た瞬間、

すかさず店主が放った言葉。

 

「暇つぶしをしてる暇なんてない。」

 

 

「この機会に僕はもう一度自分を見直そうと思った」

「もう一度、ペコラさんの仕事で見てきた事を思い出そうと思った」

「だから、暇つぶししてる暇はない。」

 

・・・

 

ペコラ銀座、考えております。

 

お洋服のこと。

私たちのお仕事のこと。

 

いつもいつも、考えております。

 

そして昨今の状況の中、

改めて、一段と深く、考えております。

 

 

その事を、

ペコラ銀座の仕立るお洋服を通じて感じていただけますよう、

職人、スタッフ一同、

誠心誠意努めて参ります。

 

 

 

 

「もっともっと、考え抜きたいと思う。」

By Hideaki Sato

 

 

パジャマとお勉強。

こんにちは。黒田です。

 

 

 

お家の中でこそ良質なものを。

 

本日は、パジャマ。

 

・・・

 

先日のブログでもご紹介しました、
 
ペコラ銀座が開店当初より
20年間共に歩んでいる、
 
ミラノのシャツ職人、アレッサンドラ。
 
 
 
実は彼女、
 
パジャマも仕立てております。
 
 
 
 
 

こちら。

アレッサンドラお手製のイメージサンプル。
 
デザインは襟付きなど、
ご希望に応じて相談可能でございます。
 
 
 
・・・
 
 
「イタリアのシャツ屋さんは、基本みんな、パジャマも作るよね」
 
と、ペコラ銀座店主、佐藤英明。
 
 
「下着も。シャツのついでにボクサーパンツも仕立てます、みたいなね。」
 
 
 
 
 
 
そうか。
 
 
なるほど。
 
 
シャツとは、肌着。
 
 
 
 
肌着屋さんならば、
 
パジャマも、下着も仕立てるわけだ。
 
 
 
 
 
 
ハッと。納得。
 
 
そして湧く想い。
 
 
 
 
お勉強しなくちゃ。
 
もっともっと。
 
 
知りたい。調べたい。追求したい。
 
 
本を読んだり。
話を聞いたり。
 
 
 
今後はお勉強したことも、
コツコツと記していけたらと思います。
 
 
 
 
 
 
さて、パジャマの話題に戻りまして。
 
 
実はペコラ銀座店主、
 
大のパジャマ好きなのです。
 
 
ナポリ、ローマのシャツ屋さんで
パジャマや下着を注文したり。
 
香港のシャツ屋さんでもパジャマを注文したり。
 
 
デザイナーズブランドでも、
パジャマが売られているのを見かけると買ってしまう。
 
 
 
「良い下着、良いパジャマを着る事は、すごくリッチな満足感がある。外から見えるものではないんだけどね。」
 
 
と、とにかくパジャマが大好きなのです。
 
 
 
 
 
 
最後に♪
 
テーラー佐藤英明おすすめの、パジャマ生地。
 
選んだ理由は、
 
「楽しいじゃん。」
 

 

お家でも「良質」を嗜むひとときを。

 

「カシミアのジャケットで身を纏うのと同じくらい、最高級の下着やパジャマをつけてる満足感は高い。」

by Hideaki Sato

こんなときの、そういえば。

 
 
 
こんにちは。黒田です。
 
 
 
 
 
 
 
 
ミラクルは意思なくしてならず。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて本日は、
 
このところ、ふと気がついた、
 
ペコラ銀座の些細な「そういえば」
 
 
 
 
 
 
参りましょう〜♪
 
 
 
 
 
 

こちら。

昨年の夏前でしょうか。
 
 
山盛りの生地を抱えております、
 
ペコラ銀座店主、佐藤英明。
 
 
 
 
ここでご注目いただきたいのは、背後の生地棚。
 
 
 
・・・
 
 
 
代々続く仕立屋さん3代目、佐藤英明。
 
 
無類の生地好きだった父親のもと、
幼い頃から、ありとあらゆる生地に触れてきた。
 
アトリエに顔を出せば、
「英明、これをしまっておいてくれ」と、
父親や職人に頼まれ、
せっせと生地をくるんでしまっていた幼少期。
 
 
そんなテーラー佐藤英明は、
言わずと知れた、生地マニア。
 
 
その生地愛といったら尋常じゃない。
 
そして生地の目利きにおいては類を見ない。
 
 
 
 
・・・
 
 
 
ペコラ銀座の生地。
 
 
本当に良いもの、
価値あるもの、
 
最高級の生地を、
 
タイミングを逃さず、
店主が自ら厳選し、仕入れております。
 
 
 
それゆえの、
 
生地「現物」セレクションの豊富さたるや。
 
 
 
・・・
 
 
 
このところ気がついた、
ペコラ銀の些細な「そういえば」とは、
 
生地「現物」がある
その貴重さ。
 
 
 
昨今の混乱により、
 
イギリスやイタリアなどの服地工場は、
生産が止まった状態になっており、
 
バンチ見本から選んで、
取り寄せる事の出来た生地も、
今の状態では難しい。
 
 
そんな中、
 
 
ペコラ銀座には、
バンチの見本もあるけれど、
 
豊富な生地「現物」があるのです。
 
 
 
 
今日いきなり来店しても、礼服だって出来てしまう。
 
 
そんな、
 
ペコラ銀座としてごく当たり前な事に、
 
こんなご時世に気付かされたのです。
 
 
 
 
「生地はやっぱり肩からかけて選ぶのが良いよね。」
By Hideaki Sato