こんにちは。黒田です。
突然ですが、
皆様ご存知でしょうか
Valerio Mastandrea さん
(ヴァレリオ・マスタンドレア)
佐藤さんがここ数年大好きな、イタリアの俳優さんです。
イタリア出張の際の飛行機内で
5本通しで見ちゃうほど、
大のイタリア映画好きである、
ペコラ銀座店主、佐藤英明。
「たまには、スーツと関係ない話も良いよね〜」
というわけで
本日は
佐藤さんお薦めのイタリア映画を、
Valerio Mastandreaさんを手がかりに、
チラッとご紹介♪
〜〜〜
まずこちら。
「Euphoria」
人気絶頂のRicardo Scamarcio(リカルド・スカマルチョ)、
佐藤さんの大好きなValerio Mastandrea(ヴァレリオ・マスタンドレア)
人気イタリア俳優のダブル主演で、兄弟愛を描いた映画。
それからこちら。
「The Place」
Mastandrea演じる、謎の占い師?の元に次々と集まる相談者たちの運命が、
奇妙に絡み合う、なんとも不思議な映画。
最後にこちら。
「Laughing」
こちらなんと、Mastandrea自らメガホンをとった、初作品。
初監督映画でありながら見事にイタリアの労働問題を描いた、なかなかの作品。
〜〜〜
だそうです♪
「いや〜、イタリア映画がもっと日本で広まればいいのに」
「なかなか日本で観たくても見れないからね〜」
「そうそうアリタリア機内で見れるイタリア映画って、何故かタイトルが英語になってるんだよ」
「僕は映画評論家じゃないからそんなに詳しいわけでも無いけど、イタリア映画って良いんだよ〜」
「イタリアの俳優も、人間味ある俳優がすっごく多くてさ」
「イタリア映画って、イタリアの’今’をすごく映し出していて、毎回考えさせられてね」
「もう7〜8割は考えさせる映画かな。」
「コメディーですらも、考えさせらるもんな〜」
「あ〜、僕はスカマルチョにはなれないけれど、マスタンドレアの味ある雰囲気にはなれるかな〜」
「マスタンドレアの、いつも力が抜けまくってる感じが、なんとも味があって良いんだよね〜」
「ま、誰もマスタンドレアにはなりたがらないかな〜」
「それでさ〜、Mastandreaがさ・・・」
「あと、あの映画がさ・・・」
「それと、あれと・・・」
「あの、あれが・・・」
「それで、その・・」
・・・
・・
・
・
・
ペコラ銀座、
イタリア映画がお好きなお方、お待ちしております♪
こんにちは。黒田です。
おかげさまでオリーヴオイル、大盛況いただいております。
皆さま、ありがとうございます。
さて。
とっくのとうに帰国しておりますが
本日も、
佐藤さんのイタリア便り!
今回の出張分はこれでひとまずは最終章。
では、
参りましょう♪
〜〜〜
「もう30年、通ってますね。」
そう呟くのは、
ペコラ銀座店主、佐藤英明。
彼が30年間、変わらず通い続けている場所。
こちら。
写真の、右奥にある扉。
その扉の向こうには。
100年以上続く、ミラノの付属屋さんのフェラチーニ。
佐藤さんは、自らイタリアに出向いて、
イタリア現地にて、スーツの付属品を買い付けております。
こちらの付属屋さんでは、
芯地やボタン、そして糸と、
佐藤さんの目で見て、良しとした、
本当に良いものだけを仕入れております。
ミラノでの修行時代から、
ペコラさんのお遣いで通いはじめた、付属屋さん。
今年でもう、30年になります。
「ここの家族は何にも変わらない」
「いつも怒鳴りあいをしながら仕事をしている、良い家族だなぁ。」
・・・
もう一軒。
ずっと通っている、こちらのお店。
ボタン屋さんのグッファンティ。
こちらもまた、ミラノで100年以上続いている老舗。
こちらのボタン屋さんは婦人服用がメインで、
昔のペコラさんのお店の真ん前にあり、
ミラノ修行当時も時々通っていました。
今回も、
いろんな種類のメタルボタンを、
佐藤さんの目利きで買い付けて参りました。
「ここのお母さんは本当にミラネーゼで、いつもオシャレで、綺麗にしているんだ。」
・・・
30年間通い続ける、
ミラノの付属屋さんとボタン屋さん。
確かな、良いものが手に入る、その同じ場所で、
確かに、良いものを仕入れ、使い続ける。
それはテーラー佐藤英明が、
30年間貫く、
洋服づくりへの情熱であり、誠意であります。
洋服づくりのすべての要素において
佐藤英明の誠意は貫かれております。
「採寸」、「型紙」、「裁断」、
「素材」、「縫製」、「納品」、「メンテナンス」
そしてその細やかなこだわりこそが
ペコラ銀座のお洋服の美しさを生み出すのです。
・・・
最後に
もう、30年のお付き合いとなります
マリオ・ペコラさん。
イタリアに行った際は決まって一度は
ペコラさん宅で夕飯をご馳走になる、佐藤さん。
「ペコラさんの娘の息子さんは、すっかり大きくなっててびっくりしたな〜。」
こちら、ペコラさんの奥様お手製の
ラザーニャ。
ラザーニャでお腹いっぱいになったペコラさんは、ソファで横になり、寝ます。
いつもそう。
お腹いっぱいになったら、寝る。ペコラさん。
30年間、毎回、変わらぬ光景。
帰り際、佐藤さんはペコラさんに声をかけました。
「ペコラさん、いつものように、寝てましたね。」
ペコラさんは返しました。
「ん?寝てないよ。」
佐藤さん「え、寝てましたよ。」
ペコラさん「いや、だから、寝てないよ。」
。。。
〜〜〜
こちら、おまけ♪
30年間、毎回通りがかるドーモ。
「いつ見ても圧倒されます。」
By Hideaki Sato
こんにちは。黒田です。
ペコラ銀座店主、佐藤英明、
イタリアより帰国いたしました。
が、
佐藤さん時差ボケ期間中につき、
引き続き
「佐藤さんのイタリア便り」
でございます。
前回予告しました♪
「世界遺産の街でオリーヴオイルに出会う」の巻
お届けいたします。
〜〜〜
さて。
「ペコラさんの奥さんの出身地だと思い込んでいて」
「ずっと行ってみたかった」
イタリア南部、レッチェという古い街の、
(ペコラさんの奥さんの本当の出身地はターラント)
「知り合いの日本の仕立て職人が見習いしてて」
「ずっと行ってみたかった」
テーラーへ、
行ってみた、佐藤さん。
広くて綺麗な工房
テーラーのジャンニさん(左)と同僚の方
礼服の既製服なども販売する店舗。
大満足の、佐藤さん。
テーラーをあとにして
次に向かったのは
・
・
・
世界遺産認定されている古い街、
アルベロベッロ。
変わった屋根が特徴のお家、トルッリ。
下調べもなく、世界遺産の街を練り歩く、佐藤さん。
どんどん歩いて、どんどん迷う、佐藤さん。
外は物凄い暑さ。
死にそうになる、佐藤さん。
そうしてしばらく迷っていると、
おばさまが声をかけてくれた。
「トルッリの中を見ていくかい?」と。
!?
お言葉に甘えた佐藤さん。
トルッリの中はクーラーが無くても快適な温度。
中は少し狭いけれど、綺麗で住みやすそう。
冷たいレモンジュースと、
朝採りのサクランボをいただいた、佐藤さん。
オレッキエッテ(プーリアのパスタ)と、
ワインもご馳走になった、佐藤さん。
そして「超〜〜美味しい」オリーヴオイルの味見をさせてもらった。
!!
あまりにも美味しいオリーヴオイルとの出逢い。
佐藤さんはおばさまに尋ねた、
「このオリーヴオイルは何処で作ってるの?」
「これはね、隣の、隣の、隣町で作っているオリーヴオイルよ。」
おばさまに教えてもらった、佐藤さん。
・・・
そうして突然はじまった。
「絶品オリーヴオイルを探す旅」
・・・
世界遺産の街、アルベロベッロの、
隣の、
隣の、
隣町へ
いざ向かうのは、佐藤さん。
なんとか町にはたどり着き、
オリーヴ畑を見つけた、佐藤さん。
しかしオリーヴ畑には人が誰もいない。
困った佐藤さん。
あたりを見回して。。。
隣の畑に、人を発見!
「これからアメリカ人の友人とサイクリングに行くんだ」と、
今にも出発しそうな、その人を、
走って止めた! 佐藤さん。
その人に、オリーヴオイルの在り処を聞いてみた。
「隣の町に行けば、お店があるよ」と、教えてもらい、
さらなる隣町を目指す、佐藤さん。
町という町は見つからず、
やっとの思いで見つけた肉屋さん。
肉屋さんでオリーヴオイルを買えるか?と尋ねると、
「去年は売ってたんだけどね、今年は売ってないんだ」と
申し訳なさそうに答える、肉屋の店主。
すると肉屋の店主がおもむろに、
「去年までオリーヴオイルを仕入れていた」隣村の友人を紹介してくれた。
その隣村の友人とは、
なんと、さっきまでいた、あのオリーヴ畑の逆隣のオリーヴ畑の人。
。。。
戻ることになった、佐藤さん。
携帯の充電は切れ、
地図もなく、
炎天下の中、
オリーヴオイルを目指し、
戻る、佐藤さん。
いざ隣村へ。
幾重もの「隣」を目指した、佐藤さん。
そうして
ようやくお会いできました。
隣の、隣の、隣町の、
一度通り過ぎて、また戻ってきた、隣町の
「ちょっと見た目怖いんだけど、すっごく優しい」
オリーヴオイル屋さん。
工場の案内までしてもらって、
ようやくオリーヴオイルを買えた佐藤さん。
〜〜〜
なんとここで
嬉しいサプライズ
「美味しいオリーヴオイル、欲しい方、差し上げますよ」
と、
帰国した佐藤さんより、ご希望の皆様へ。
渾身のお土産でございます。
「だって、10リットルも買っちゃったから。。。」
By Hideaki Sato
ブログを読んでいただいた皆様
早い者勝ちでございます♪